被災した人と話してみて・・・ [災害]

東日本大震災から一ヶ月以上たって被災した人達とも連絡が取れ話を聞く事が出来るようになって来た。
我々はニュースなどの情報で現地の状況を知るのであるが、被災地の現実は非常に厳しい様だ。

ある方の場合、仕事先で遭遇、無事であったが両親が津波で家ごと持っていかれて、お父さんは死亡が確認され、お母さんは未だに不明。
いろいろ話を聞いている中で・・・「何が一番困ったですか?」と尋ねると
「着の身着のままなので、現金が必要だった」
「被災したからと言って、お金が無いと何も出来ません・・・お父さんは東京まで運ばれて火葬になり、後遺骨を渡され請求と言った感じです」

それでは、お金が無い人はどうなのかを尋ねると・・・「全てお金が必要なので、被災したからと言って格安になっていますが温情はありません」「何とか工面しなければ駄目なようです」
「ただ自分の場合は運が良かったようで、10万円を地区の関係から頂けたのでお父さんの火葬代に使用してなくなりましたが・・・貰っていない人も多くいると思います」

義援金等の配分について尋ねると・・・「24日頃に何か説明が有るようですが!」
涙ながら話されて・・・「被災にあったら、お金も無いし全てありませんから身内に頼るしかなく、親戚が少ない人は大変だと思います」
「自分は思うのですが、この様な被災時には全ての情報が途絶えてしまいますので近くにいる人達と助け合うしかありません」
「何とか外部の助けが入り動けるようになれば、次はお金が必要になって来ます・・・」
「実際に被災の時でも、お金がなければ何も出来ないと言うのが現実です」
「皆さん生きるのが精いっぱいで、恐怖と不安の中、頑張っていました」
「外部からの情報が入るようになって、義援金にしても第一段階で必要なのに、現地では話だけで終わっています」
「今後、皆様の心からの好意が早く伝わるシステムが必要ですね!」
「いずれにしても、被災時にはお金が無くても安心出来るようになれば良いです」
「それと、何れ被災地は復興して行くと思いますが、皆さんストレスを抱えていますので心の支援が必要になるのではないでしょうか?」
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まだまだ、他にも被災した人達の多くの苦悩を聞かされて・・・絶句

少しでも何か「心のケアー」になる事を考えよう・・・


被災した皆様が早く元の生活に戻りますように、プチッとよろしく→人気ブログランキングへ

 



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